2019年6月15日土曜日

大型助成

京都大の強みは、URAにあるというのが持論です。
いわゆる事務、部局の縦割り行政はどこでも日本ならば見られるもので、それをつなぐ、また、俯瞰できる組織は大学には普通ありません。
それを可能とするのがuniversity research administratorですが、日本では認知度もその役割、期待も大きくないのが普通可と思います。
僥倖なんてものが研究者同士でおこることはとても難しく、その枠組がやはり必要だとおもいます。
京都大のURAは、人数も多様性もモチベーションも能力も高い方々が集まっており、これが大学のレベルを上げているのだろうと感じています。

自動車のハンドルも遊びがあるから、うまくいく。組織が大きいからこその余力が、多様性や例外を許し、それが全体としては、プラスに働いているのだろうとおもいます。

機会、視野を広げる、それを与えられる仕組みを研究室単位でも与えられたらと考えています。

日々、変容の日々のなかにも余裕を持っていきたいものです。

大型助成金のスポンサーを招聘し直接話しを聞く機会が得られるのも、本学の強みなのでしょうね。